自然のめぐみに感謝しよう!生きる力を育む10月【オルタナティブスクール活動報告】

秋が深まる10月。子どもたちが春から大切に育ててきた作物が収穫時期を迎えました。

「さつまいも堀り」、「稲刈り」を通して、日頃食べている物を育てることがどれだけ大変なのか、食へのありがたみを実感できる良い機会になったことでしょう。

みんな大好き!さつまいも堀り&焼き芋

10月の第1回目は、子どもたちが大好きなお芋堀り!

秋晴れのもと、畑に広がる葉を掻き分け、土を掘り進めます。

「どこにあるかな?」大きな株を引き抜くと、いくつものさつまいもが連なって姿を現しました。

収穫したさつまいもは、1週間寝かせて追熟させます。

翌週、甘味が増したさつまいもは、たき火で焼き芋にしていただきました。

自分たちで収穫したお芋の味は格別です!

「いただきます」の重みを知る稲刈り体験

6月に小さな苗を植えた田んぼが、黄金色の穂で満たされました。

昔ながらの手作業で行う稲刈りは、体力勝負!鎌を持ち、一株一株ていねいに刈り取っていきます。

初めて鎌を持つ子も多く、戸惑いの声もありましたが、上手に刈れると達成感で笑顔がこぼれます。

小さなお子さんも「僕がはこぶ!」と、稲を率先して運ぶ力強い姿が見られました。

「お米ってこうやって作るんだね」

作業を通じて、子どもたちは食べ物が『命をいただいている』こと、そして『農家の方々への感謝』という、座学では得られない大切なことを学びます。

稲わらが変身!学びを深める「紙すき」体験

収穫の喜びは、食べるだけにとどまりません。

オルタナティブスクールでは、里山の資源を余すことなく活用する『循環型の学び』も大切にしています。

稲刈りで出た稲わらを使い、「紙すき」に挑戦しました。

できあがった紙は、稲わらの風合いが残る、世界に一つだけのオリジナルです。

里山で育つ「自分らしい色」

普段の生活ではなかなか味わえない、自然と一体になる体験。

自分の手で収穫する喜びは、食べ物への感謝と、自然の力強さを学ぶ大切な時間となります。

里山での学びは、誰かの期待に応えるためではなく、自分自身で考え、どんな環境でもしなやかに生きていく力を育みます。

オルタナティブスクールは、これからも里山というかけがえのない環境の中で、子どもたちが自分らしい色を見つけ、豊かに成長していくための場所を提供し続けます。

見学や体験は随時受付中です!自然の中でのびのびと学ぶ新しい選択肢にご興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。

オルタナティブスクールについて詳しくはコチラ

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