ネ ク ス ト フ ァ ー マ ー

~自然栽培の稲作スクール~

2024年度ファーマー募集

神戸ネクストファーマー制度とは?

これまで農業に参入するには研修機関等で1年間の農業研修に専念しなければなりませんでしたが、令和3年8月の神戸ネクストファーマー制度の創設により、働きながらでも可能な短時間の農業研修(合計100時間程度)を受けることで、100平方メートルから1,000平方メートル未満の小規模な農地を借りることができるようになりました。新たな農業のあり方として運用を図っていきます。
(神戸市のHPより抜粋)

詳細はこちらでご確認ください。

神戸ネクストファーマー制度(神戸市HP)


オルタナティブビレッジは2023年より神戸ネクストファーマー制度の認定研修機関として登録されました。(神戸市の農地限定です)

当法人では、自然栽培による稲作技術を研修で学ぶことができます。

の稲作♪

自然とつながる

稲作を通じて里山の1年の四季を感じ、多様な生き物とふれあうことで、都会では分断されがちな自然とつながり、生命を感じることができます。

自給率アップ↗

高齢化により耕作放棄地が今後増えていき、担い手不足が懸念される中、自給自足できるスキルは近い将来において必須スキルとなるでしょう。

安心安全な

農薬や化学肥料はもちろん動物性の肥料も使わない自然栽培で、環境にも身体にもやさしい食べ物をつくれるようになります。

自分との対峙

稲と向き合うことは自然と向き合うことになり、自然と向き合うことで自分と向き合うきっかけにもなります。

コミュニティづくり

1人では大変なことも仲間がいることで乗り切ることもできます。「シェア田んぼ」によるコミュニティをつくりながら稲作も実践できます。

や環境教

自分で食べ物を育てるという貴重な体験や自然環境の中で伸び伸びと過ごすことは子どもや大人にとってもかけがえのない学びとなります。

研修内容

自然栽培とは、農薬や有機・化学肥料を使用せず、太陽、水、土の力、稲がもつ本来の生命力を活かしながら自然に寄り添い自然と共生する究極の栽培方法です。安心安全な食、環境や自分にもにやさしい農を実践していきましょう。

地域では、耕作放棄地の増加や高齢化に伴う担い手不足により、10年、20年後このままでは日本の農家は激減します。そんな中、将来を見越して、お米を作るスキルをみんなで身につけていくことは今後必須のスキルとなります。

年間を通じて自然栽培の講座と実習を行い、自給自足スタイルと兼業農家スタイルでの稲作、トラクターや田植え機など機械を使う方法からすべて手作業で行う方法まで、1人1人にあった稲作スタイルを提案、実践していきます。

年間プログラム

*日時は個別に対応させて頂きます

 研修期間は、毎年4月から1月までの10か月間

 毎月3回(1回3時間程度×3=約10時間)×10か月間=100時間 が目安となります


4月
農具の使い方、種の選別、催芽について、苗床作り

5月
種まき、荒起こし、草刈機の使い方、苗床の除草と水やり、農業機械の操作法・安全対策

6月
畔塗り、代掻き、田植え(手植えと機械植え)について

7月
畔の草刈り、田の草刈り(チェーン除草など)について

8月
水の管理方法、出穂、ため池や水路などの共用施設について

9月
地域との関わり方 、鳥獣対策(主にイノシシ)

10月
稲刈り(コンバイン、手刈)、農地法や就農・兼業農について

11月
乾燥方法、脱穀(足踏み脱穀・唐箕・ハーベスターなど)、籾摺り

12月
米の加工品作り(麹造り 、米粉など)、販売構築、流通について

1月
自然栽培による土づくり、麹を使った加工品(味噌づくりなど)

神戸の里山
唐箕など昔の農具も
無農薬なので除草作業
種の選別
天日干しや乾燥機による乾燥
田舎必須スキルの草刈り
トラクターなど農機演習
みんなで協力して田植え
希望者は糀作りも

研修費

・1か月:19,800円×10カ月=198,000円(税込、年間)
 分割払いも可

*農地を所有していない方でも、神戸市北区淡河町周辺であれば農地が見つかるまでコーディネートさせて頂きます。

*お申し込み後のキャンセルによる返金はお受けできません

・お申込みフォームよりお申込みください。

・研修が可能か面談後、正式に研修がスタートとなります

・毎年5名程度の募集


2025年度の事前予約は満席のため、一旦募集を終了いたしました。

キャンセル待ち、もしくは2026年度をご希望の方はお申込みください。

講師プロフィール

山口寛人 自然栽培 稲糀農家

Hiroto Yamaguchi

NPO法人オルタナティブビレッジ 代表理事

建築会社に勤務後、地域のもつポテンシャルに惹かれ、農の世界に。
オーガニックショップやマルシェの運営を経て、2012年から自然栽培の稲作を神戸の里山でスタート。200㎡の小さな田んぼから始まり、現在は約20,000㎡の田んぼをメンバーと共に運営。冬の時期は糀農家として、全国から毎年約200名の参加者に日本の発酵文化の素晴らしさを伝える。
少子高齢化により稲作の担い手は今後激減していきます。人と環境にもやさしい自然栽培の稲作を仲間と共に支え合えるシェア田んぼ、地域で経済が循環するネットワークづくりを現在構築中です。少しでも興味のある方はぜひご参加ください!

[ 著書 ]
オルタナティブジンセイ


アクセス

神戸市北区淡河町 淡河拠点「inaho」

住所:神戸市北区淡河町淡河118

・バス:神姫バス

「三宮バスターミナル(吉川三宮線)」9時発~
 「淡河本町北」まで約35分

「淡河本町北」バス停から徒歩10分

・車(数台の駐車場あり)

*アクセス詳細は、お申込み後お伝えします

お申し込み

氏名、住所、電話、メルアド、動機を記入して

メール又は申込フォームよりお申込ください。

メール:info(アット)al-village.org(山口)

お申込み後、一度面談をさせて頂きます

2024年度は満席のため、募集を終了いたしました。

2025年度をご希望の方はお申込みください。