五穀豊穣への感謝と祈り。「新嘗祭2025」を開催しました!

2025年11月23日、オルタナティブビレッジでは、一年の実りに深く感謝を捧げる「新嘗祭(にいなめさい)」を執り行いました。

淡河の地域の方々にご参加いただき、音楽・新米・スポーツを楽しむエネルギーに満ちた一日となりました。

今回は、神戸市北区淡河町・南僧尾公会堂で行われた新嘗祭の様子をレポートとしてお届けします。

「新嘗祭」ってどんなお祭り?

今のカレンダーでは11月23日は「勤労感謝の日」として親しまれていますが、そのルーツは、この「新嘗祭」にあります。

新嘗祭とは、古くから宮中で行われてきた重要な祭祀のひとつです。「新」は新穀(その年にとれた新しいお米)、「嘗」は召し上がることを意味します。 つまり、その年の収穫に感謝して、神様に新米をお供えし共に食すという、日本人が大切にしてきた「お米文化」の原点とも言える儀式なのです。

厳かに、そして艶やかに舞う「奉納舞」

祭りの幕開けは、垂水区を拠点に活動されている妃呂子さんによる奉納舞から始まりました。 

豊作への感謝と、これからの平穏な日々への祈りが込められた所作の一つひとつに、思わず見とれてしまいます。

壮大な音楽と舞が調和し、会場全体が神聖な空気に包まれた瞬間でした。

秋の空に響く「音楽祭」

奉納舞の後は、賑やかな音楽祭のスタートです!

アーティストの皆さんが、それぞれの「音」を奉納してくださいました。

トップバッターは三味線奏者の櫛田 雲童さん。 青森の民謡と津軽三味線を披露していただきました。

三味線の力強い音色と、魂を揺さぶるような歌声が、秋の空高く響き渡ります。

続いて登場したのは、kashima korinさん。 アコースティックギターの弾き語りで、東京事変やスガシカオの名曲を披露。

世代を超えて愛される楽曲に、手拍子をしたり口ずさんだりと、会場が一体感に包まれました。

3組目には、オルタナ合唱部の登場です。

神戸ゆかりの曲である「しあわせ運べるように」、そして世界中で愛される「アメイジンググレイス」。

最後には、kashima korinや妃呂子さんも参加してくださり、賑やかな合唱となりました。

幻のお米を食べ比べ!「新米の試食会」

新嘗祭の主役といえば、やはり「お米」です。 

今回は、オルタナティブビレッジが自信を持ってお届けする2品種の食べ比べを行いました。

1つ目は「イセヒカリ」。 伊勢神宮の神田で発見されたことからその名がついたとされる、奇跡のお米です。台風でほとんどの稲が倒れる中、2株だけが生き残ったことがきっかけで誕生しました。

 2つ目は「神力(しんりき)」。 明治時代に兵庫県で発見され、食米や酒米として、かつて西日本で広く栽培されていたものの、一度は姿を消しかけていました。現在は、播磨の日本酒「龍力」さんのお酒でしか使われていない幻のお米です。

地域の方々にご試食いただき、「イセヒカリは甘みが強いね」「神力はあっさりとしていて懐かしい味」など、さまざまなご意見をいただくことができました。

笑いあり、本気ありの「農リンピック」開催!

お腹が満たされた後は、ちいさな運動会を開催しました。 その名も「農リンピック」!

農業にちなんだ競技で競う、オルタナティブビレッジならではの運動会です。

  • 定番の玉入れ
  • 稲の束をまとめる速さを競う「稲結び競争」
  • 左右で力を調整しながら「調和を楽しむ綱引き」

「頑張れー!」「あともうちょっと!」

体を動かしながら、地域の皆さんとの交流を深めることができました。

最後に

今年の「新嘗祭」は無事に幕を閉じることができました。

準備段階から当日の運営に至るまで、地域の皆様には多大なるご協力をいただきました。 また、遠方から足を運んでくださった皆様、素敵なパフォーマンスを披露してくださったゲストの皆様、本当にありがとうございました。

オルタナティブビレッジはこれからも、自然の恵みに感謝し、人と人、人と大地がつながる場所づくりを続けてまいります。 

来年もまた、この実りの季節に皆様と笑顔でお会いできることを楽しみにしています。

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