兵庫県重要指定文化財「南僧尾観音堂」約10年ぶりに地蔵盆が復活!

のどかな田園風景の広がる神戸市北区淡河町には、兵庫県重要指定文化財に指定されている「南僧尾観音堂」があります。

10年ほど前までは、夏になると地蔵盆が行われ、地域の子どもたちにお菓子が配られていたそうですが、近年は少子化の影響もあり開催することもなくなっていったのだとか。

2025年8月24日、オルタナティブビレッジは約10年ぶりの地蔵盆復活に携わらせていただきました!

兵庫県重要指定文化財「南僧尾観音堂」

南僧尾観音堂

「南僧尾観音堂」は、室町時代後期に建立されたと伝えられている茅葺き屋根の歴史深い建物です。

昭和48年に県の重要指定文化財に指定、平成31年から令和3年にかけて120年ぶりに大改修が行われました。

現在は、淡河の方々によって大切に維持管理されています。

約10年ぶりの地蔵盆開催のきっかけ

淡河町里山拠点「inadama」

淡河町南僧尾には、オルタナティブビレッジの里山拠点である「inadama」があります。

観音堂はinadamaから徒歩1分の場所にあり、日頃からお堂周辺の清掃活動にも参加しています。

そうした地域の方との関わりの中で、「約10年前までは地蔵盆が開催されていた」というお話を耳にしました。

少子化の影響で開催されなくなった地蔵盆。オルタナティブビレッジには子どもがいるメンバーも多いので、“地域活性化につながれば”という思いで、地蔵盆の復活をご提案させていただきました。

このようなきっかけがあり、オルタナティブビレッジが主体となって、地蔵盆の復活にむけて始動したのです。

地蔵盆&盆踊りを開催

準備期間は短かったものの、地元の方々が協力してくださり、無事に地蔵盆を開催することができました。

お菓子をもらったり、わなげやコイン落としなどのゲームで楽しむ子どもたちの姿も見られました。

メンバーの中に和太鼓奏者がいたため、盆踊りも同時開催!

力強い和太鼓のリズムに合わせて、アンパンマン音頭やダンシングヒーローなどを踊りました。

櫛田雲童さんの三味線ライブ

イベント中盤には、淡河を中心に活動されている三味線奏者の櫛田雲童さんの三味線ライブがスタート。

力強く弦をはじく大迫力の演奏に心が動かされます。

普段なかなか見ることができない三味線の演奏に、子どもたちからは「かっこいい!」「私もやってみたい!」などの声が上がりました。

櫛田雲童さんの三味線教室HP

終盤には、なんと海外のお客様も。
三味線や盆踊りに参加し、異文化交流を楽しみました。

にぎやかな雰囲気に観音様が喜んでくださったのか、途中から警報が出るほどの大雨になってしまいましたが・・・。

地域の皆さんと一緒に地蔵盆を復活させられたことを心からうれしく思います。
この小さな一歩が、地域活性化につながることを願って。

持続可能なコミュニティを目指して

少子高齢化、耕作放棄地の増加、環境問題、空き家問題など、現代社会にはさまざまな課題があります。

これらの課題は、枝葉をいじっていても根本を変えない限り解決することはありません。

「誰かがやってくれる」ではなく、一人一人が主体性をもち、当事者意識で物事に取り組んでいかなければ社会は変わらないのです。

地域とのつながりをはじめ、食や農、教育、経済、福祉、エネルギーなど暮らしに必要なことすべて、自分たちで納得のいく持続可能なコミュニティを創っていく。

一人では心細くても、仲間がいれば怖くありません。

オルタナティブビレッジは、その受け皿という存在でありたいと考えています。

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