昔ながらの脱穀作業を体験!神戸からはじめる農業の未来【神戸ネクストファーマー制度】
新米の季節がやってきましたね♪
10月に収穫を終えた稲を天日干しで乾燥させ、11月に脱穀によって稲穂から籾(もみ)を落とします。
オルタナティブビレッジでは、将来的に農家を目指す受講生の皆さんと、昔ながらの農機具を使った脱穀作業を行いました。
脱穀とは?目的と歴史

脱穀とは、収穫した稲や麦などの穀物の穂から、実の部分をこき落として分離する作業のことです。
お米の場合、稲刈り後に乾燥させた稲穂から、「脱穀」によって籾(もみ)をこき落とします。
脱穀した後は、「選別」によって藁くずなどを取り除き、「籾摺り(もみすり)」で籾殻を取り除いて、ようやく玄米として食べられるようになります。
時代の変化とともに、脱穀の効率化が進んできました。
| 時代 | 農具の名称 | 特徴 |
| 江戸時代 | 千歯扱き(せんばこき) | 櫛状の鉄の歯に穂を通し、手前に引いて実をこき落とす。効率を飛躍的に向上させた。 |
| 明治時代末期 | 足踏み式脱穀機 | 足でペダルを踏むと回転するドラムに穂を当てて脱穀する。千歯扱きよりさらに効率的。 |
| 大正〜昭和初期 | 動力脱穀機 | エンジンや電気モーターの力で回転させ、定置型で脱穀する。大量処理が可能になった。 |
| 昭和中期以降 | 自脱型コンバイン | 刈り取りと脱穀、選別を一台で行う大型機械。現在の主流。 |
歴史に学ぶ!昔ながらの脱穀体験

最新のコンバインを使えば数時間で終わる脱穀作業ですが、受講生の皆さんには、あえて昔ながらの農具を体験してもらいます。
原始的なやり方を知ることで、米作りへの理解を深めました。
脱穀用の農具としては最も歴史の古い「千歯扱き(せんばこき)」。木製の台に櫛(くし)のように多数の鉄の歯が並んでいます。
台の前に座り、稲の束を力いっぱい手前に引いて、一本一本ていねいに籾をこき落としていいきます。
なかなかコツがいる作業なので、苦戦されている方も…。

続いて、明治時代末期から使われた「足踏み式脱穀機」に挑戦。
足踏みオルガンのようにペダルを踏むと、歯が付いたドラムが勢いよく回転します。そのドラムに稲束を押し当てることで脱穀します。
千歯扱きと比べるとスピードが段違いなので、受講生の皆さんも効率化の進歩を肌で感じられた様子。

脱穀後に活躍するのが、「唐箕(とうみ)」です。唐箕は、手回しで羽根車を回し、人工的に風を起こして、穀物を選別する道具です。
風の力で重い米粒と、軽い籾殻やゴミを吹き分け、精度の高い選別を行うことができます。
神戸からはじめる農業の未来

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神戸ネクストファーマー制度とは?
神戸市が実施する就農支援プログラムです。神戸の農業の「次世代の担い手」を育成することを目的としており、農業を志す人に対し、農地の確保、農業技術の指導(研修)、経営や資金面の相談など、就農に必要なあらゆるサポートを包括的に行うものです。
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農業は大変なこともありますが、自分が育てた作物が実り、人々の食卓を支えるという、何物にも代えがたい喜びがあります。
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